王様のような存在
ペルシャ猫は、美しさと品格から猫の王様と呼ばれている格式のある猫ちゃんです。
ペルシャ猫は、純血種を中では最も古い品種の1つとなっており、その起源はわかっていない猫ちゃんです。
このペルシャ猫は、象形文字で書かれている古代の中東の文章には、ペルシャ猫を想像できる長毛の猫の記述があるくらい長い歴史を持っています。
この猫が王様と言われるのは、ペルシャ猫の美しさと品格だけでなく、18世紀ごろになるとヨーロッパのいろんな地域の上流階級でペットとして飼われている人気の猫となり、イギリスで初めて開催されたキャットショーに登場していました。
そのため王様の位置づけとされており今日では、猫の王様といえばペルシャ猫を想像するほどのイメージを持っています。
豊かな長毛
ペルシャ猫は、気品のあるイメージだけでなくふさふさとした毛に全身が覆われており、猫の印象を強く与えてくれるものです。
しかし、足が短くて鼻が低く、反対に目が大きくて丸くて耳の間が離れているのが、ペルシャ猫の特徴です。
体も短いですが筋肉がしっかり付いています。
ペルシャ猫の性格
ペルシャ猫は、体型を見ると積極的に行動するイメージではなく、優雅な上品な動きをする印象があります。
実際に穏やかで落ち着いている表情が上品という表現にぴったりで、飼い主や家族との距離を上手にとることができます。
一緒に生活する人たちに甘えすぎではなく、そして神経質な性格でもありません。
ペルシャ猫自身の性格で我が強いわけではありませんが、子供たちと一緒に遊ぶことも嫌がることがあります。
ペルシャ猫は積極的な行動をしないため、高いところに登ることもなく大きな声で鳴くこともありません。
そのため実際にペルシャ猫がいるのか分からない静かさが、品の良さを感じさせてくれます。
優雅な品の良さを漂わす見た目と同じようにゆったりとくつろぐことが大好きで興奮することがありません。
ペルシャ猫だけで留守番をしても寂しがることもありませんが、一緒に生活している家族のことはきちんと認識しています。