気になるロシアンブルーの歴史
プライドがとても高く、気まぐれな気質のロシアンブルーは人気の猫です。
どのような猫種なのかというと、原産国はロシアです。
ロシアンブルーの毛色はブルーの灰色・単色のみです。
1本の毛の中に濃淡の部分もあります。
これによって、被毛が光の波みたいに見えるのがポイントです。
毛種は短毛種であるロシアンブルーは、歴史もあります。
ロシアに土着していた猫がロシアンブルーの祖先と言われています。
北極圏に近いアルハンゲル島の原産というような説もあります。
ロシア皇帝とかイギリスのビクトリア女王の寵愛を受けた猫と言われています。
高貴で美しい容姿は猫愛好家の心を捉えて離しませんでした。
繁殖もさかんに行われ、1912年はフォーリンブルーという外国の青い猫を意味する名前で、独立したクラスになりました。
19世紀後半から20世紀の前半は、戦争の時代は世界中で食糧難でした。
ペットの猫も個体数が少なくなり、ロシアンブルーも減ったと言われています。
美しいブルーの毛色は猫愛好家から人気があり、ロシアンブルーを復活させようと異種交配もされました。
ブルーの美しい毛色を求めている繁殖家はブリティッシュショートとか小さな頭と大きな耳を持つ頭部から肩のシルエットを求めている繁殖家はシャム猫と掛け合わせました。
これらは一つの血統に統合され、交雑されたシャム猫はブルーポイントの毛色だったようです。
これは劣性遺伝子ということで、ロシアンブルーの交配では生まれることがなかったです。
両親ともシャム猫の遺伝子を持っているロシアンブルーを交配するとシャム猫の毛色の猫が生まれることもあります。
ロシアンブルーの魅力
特徴ですが、ロシアンブルーはくさび形の小さな頭とエメラルドグリーンの目です。
先がとがっている耳も特徴で、耳が離れてピンと立っています。
小さな顔と切れ上がっている口元も魅力で、微笑んでいるように見えることからロシアンスマイルと言われています。
被毛は短毛のダブルコートです。
性格は飼い主に忠実ですし犬のような性格とも言われています。
プライドがとても高く自分が親しんだ相手が他の猫にやさしくすると嫉妬するという猫らしい性格です。
ロシアンブルーはこんな猫
性格的には気難しい一面もあり、ベタベタしたり優しさが足りなくても良い関係を結ぶことができないです。
信頼関係を結んだ猫は、独占しようとするのが大きな特徴です。
誰にでもなつく猫ではなく、家族の中でも好む相手を選ぶのが大きな特徴です。
あまり鳴かない静かな猫でもあり、ボイスレスキャットと言われています。
飼い方は若猫の運動量は多く活発ですが、人に遊んでほしいという要求もよくします。
猫とのしっかりとした信頼関係を結ぶのに、遊んであげることが大事です。
高い場所が好きな猫なので、キャットタワーのような遊び部屋も大事です。